どうにもならない大きなことより、自分が変えられる小さなことを
能動的人生
自分の力ではどうしようもない大きなことより、
自分の力でどうにかできる小さなことに労力や時間を割いたほうがいい。
と、私は思っている。
人生において全能感、あるいは能動的な感覚は重要だ。
つまり、自分が行動したことで何かが変化したという手応え。
それは自己肯定感を高めてくれる。
私が私でいいと思えること。
私が私を好きだと思えること。
私が私の考えを正しいと思えること。
それはきっと、生きることを全身で感じるために必要なことだ。
自分の力ではどうしようもない大きなこと
世の中にはどうにもならないことが多い。
ネガティブな意味ではなくて、事実だ。
会社の流れや社会の流れ、今日の天気や食物連鎖、自然の摂理。
私達はなんにでも影響を及ぼせるわけではない。
それは私達が別々の存在だからだ。
私に価値観があるように、相手にも価値観がある。
私に命があるように、相手にも命がある。
そうやって多くの存在が集まって、この世界はできている。
私が動いても変わらないことはたくさんある。
けれど、それらに無力感を感じて、私に何か得があるのだろうか。
変わらないことに悩み、不満を持って、目の前の物事が前に進むのだろうか。
自分の力でどうにかできる小さなこと
私達にできないことは多い。けれどできないことだけでもない。
私達は小さなところか行動して、小さな変化を生むことはできる。
何をすべきかさえ選べば。
小さな変化は積み重なって、大きな変化となる。少なくとも、自分にとっては大きな変化だ。
他人を変えること、自分を変えること
他人を変えることは難しい。自分を変えることが大切だ。
そういった表現は多くの人が言っている。真理の一つかもしれない。
私達はどうにもならない大きなことに無力感を募らせては、自分に何ができるかわからない。
けれど、もっと自分自身と、自分の周りの小さなことに目を向ければ、できることがまだまだあることに気づく。
小さな変化を積み重ねること。それが私達を、今よりもっと遠くの場所へ連れて行ってくれる。