キャラメルマキアートの作り方
キャラメルマキアートとは
諸説あるが、元々「マキアート」とはエスプレッソコーヒー(濃いコーヒー)に少量の泡立てたミルクを入れたものである。
このため、例えばスタバなどで飲む甘い「キャラメルマキアート」とはイメージが異なるかもしれない。
マキアートをキャラメルで甘くしたものがキャラメルマキアートなのだ。
マキアートという甘いコーヒーにキャラメルをかけたわけではない。
私達がスタバやコンビニ、カフェで飲むあのキャラメルマキアート。
網目状のキャラメルソースが上部にかかっていて、飲めばキャラメルの甘ったるさとコーヒーの苦みを感じる。
私達が飲むあのキャラメルマキアート(あるいはキャラメルラテ)は、カフェラテにシロップとキャラメルソースを入れた物である。
キャラメルマキアートのレシピ
家でできるだけ簡単に、キャラメルマキアートを再現するにはどうしたらいいのだろう。
まずは、カフェラテを作ることから始める。
カフェラテとはエスプレッソコーヒーにミルク(牛乳)を入れた物だ。
エスプレッソコーヒーとは濃く抽出したコーヒーのことだ。普通はエスプレッソマシンを使うが、それがない家庭もあるだろう(エスプレッソマシンは値段も高いし場所も取るから、私だって持っていないし買う予定も今のところない)。
このため、もう少し安価に手軽に「エスプレッソ風」のコーヒーを淹れる方法を考える。
王道な方法としては「マキネッタ」を使う方法がある。
マキネッタとはコーヒー用の特殊なやかんで、火にかけると圧力がかかり濃いコーヒーを抽出できる。価格も数千円程度、構造もシンプルでコンパクトだ。
マキネッタがない、購入予定もない場合は仕方がない。コーヒー粉を多めに使ってできるだけ濃いコーヒーを淹れる方法になるだろう。
濃いコーヒーが準備できたら、そこにミルクを入れる。
割合としてはコーヒーとミルクが1:4。
このことからもわかるように、コーヒーをかなり濃い目にしておかないと、味が薄っぺらくなってしまう。
いずれにせよ、これでカフェラテがひとまずできあがる。
ここからキャラメルマキアートに相応しい甘みをつけていきたい。
個人的に、キャラメルソースのみで甘みをつけることはおすすめしない。キャラメルソースだけでお店のような甘みを出すためには、けっこうな量のキャラメルソースを入れなければならない。そしてけっこうな量キャラメルソースを入れてしまうと、甘みよりもキャラメル特有の苦みが前に出てきてしまう。
個人的に、キャラメルマキアートを家で再現する場合は、砂糖でベースの甘さを作って風味付けにバニラエッセンスを少量使うことをおすすめする。そしてこれらをキャラメルソースで整えていく。
カフェラテに砂糖を入れて好みの甘さにする。そこにバニラエッセンスを加えて甘い香り・風味を足す。キャラメルソースは少量ずつ溶かしながら最終調整。
温めたミルクをミルクフォーマーで混ぜ、泡を作りそれをカフェラテの上に乗せる。
キャラメルソースを網目状にかければ、完成だ。
材料
- エスプレッソコーヒー(あるいは濃い目に淹れたコーヒー)
- ホットミルク(あるいはスチームミルク。スチームミルクとは蒸気で温めたミルクのことだ)
- フォームミルク(ミルクフォームで牛乳を混ぜて作った泡)
- 砂糖
- バニラエッセンス
- キャラメルソース