自分に集中することは何よりも大事
自分自身に集中できることは何よりも大切だ。
自分がすること、自分ができること、自分がしたいこと。
自分が今何をすべきで、何ができるか。
そういうことを見つめることが大切だ。
他人と比べたり、他人を批判したり、他人の動きが気になったり。
そういやって時間を過ごすとストレスが溜まるだろうし、自分自身は変化しない。
自分に集中できることは、自分の人生を生きることでもある。
他人と比べてばかりだと、人はなかなか幸せになれないものだ。
他人の悪口ばかり言っていると、自分の心も曇ってしまうものだ。
結局のところ、自分と他人は違う。
それぞれの価値観を持ったそれぞれの存在なのだ。
生きていると、他人のことが気になることはある。
自分が不幸せなのに他人が幸せだと虚しいかもしれないし、自分が変化していないのに他人が変化していると置いて行かれた気がするかもしれない。
人の悪口を言いたくなるときがあるかもしれなし、人の生き方を否定したくなるときもあるかもしれない。
けれど、結局は、それで私自身が大きく満たされるわけではない。
他人の否定は少しだけ自分の肯定に役立つが、それは長くは続かない。副作用のある薬のようなものた。長くは使えないし、効果も弱まってくるだろう。強い効果が欲しいなら、もっと強い薬が必要になる。
他人を基準にして自分の人生を幸せにすることはなかなか難しい。
自分を見つめ、自分を認め、自分自身に集中できること。
自分の人生に物語を見出せること。
自分の人生に目的な充実感を見出そうとするほうが、他人を否定するよりも幸福の手応えがあるだろう。
自分は自分、他人は他人と思えたら、いくらか心の荷物が軽くなるかもしれない。
他人を変えるよりも、自分が変わっていくほうが、簡単かもしれない。
だから自分にできることを。自分が今日、限りある人生の一日で何をするか。
そのすることは、自分を見つめた自分に集中した物事であれば、人生の手応えの一つになるかもしれない。