練乳を使わないハニーカフェオレ
ハニーカフェオレについて
ハニーカフェオレとは、文字通り蜂蜜(はちみつ)を入れたカフェオレのことだ。
ドトールなどで見かけることが多いと思う。
このハニーカフェオレを家で再現しようとすると、練乳(コンデンスミルク)を使うレシピがネット上で散見する。
蜂蜜の風味と練乳の優しい甘さが完成度を高めてくれるわけだ。
しかしながら、練乳が万人の家の冷蔵庫に常備されているかと言えば、そこまでの市民権はないように思う。
そして同時に、万人がハニーカフェオレを定期的に飲みたいかと言えば、これもまたそこまでの市民権は得ていないように思う。
要するに、私はハニーカフェオレというものを、冷蔵庫にある物で気軽に作ってたまに飲みたい。
練乳を使わないハニーカフェオレのレシピ
ハニーカフェオレを練乳なしで作る場合、蜂蜜だけで甘さを出そうとせず、素直に砂糖も使ったほうがいい。
練乳を使わずハニーカフェオレを作るには、言わずもがなカフェオレに蜂蜜を入れる。
そして練乳がないぶん、砂糖と牛乳で甘さを調整する必要がある。
ハニーカフェオレに限ったことではないが、「カフェオレ」というものがどんなものか知っていると、コーヒー関連のレシピで失敗の率が低くなる。
「カフェオレ」とはコーヒーと牛乳を1:1で淹れた物だ。
ちなみに「カフェラテ」の場合はエスプレッソコーヒーとミルクがおおむね1:4。カフェオレとはコーヒー自体の濃さも牛乳の割合も異なる。
普段コーヒーをブラックで飲んだり、あるいは少しミルクを入れる程度で飲んでいる人にとっては、半量がミルクであるカフェオレはずいぶんと優しいというか薄い印象を持つかもしれない。
カフェオレとは、そのくらいコーヒーの苦みを穏やかにした飲み物だ。
これに砂糖を入れすぎれば、コーヒーの風味が薄いただの甘ったるい液体になってしまう。ましてやハニーカフェオレは蜂蜜で甘みが追加される。
練乳を使わないでハニーカフェオレを作る場合、自身が普段カフェオレに入れる砂糖の量と比較して砂糖の量をかなり減らす。なおかつ、砂糖の量が蜂蜜の量よりも少なく(蜂蜜の半量程度)なるようにする。
これでその人に合ったハニーカフェオレができるだろう。
ちなみに、もっとコーヒーの苦みと蜂蜜の優しい甘さを両立させたいと思ったら、濃いコーヒーを使う必要がある。つまりハニーカフェオレで満足できない人は「ハニーカフェラテ」を作ったほうがいいということだ。
カフェラテを作る場合は別途、エスプレッソマシンやマキネッタを使うといいだろう。
材料
- コーヒー
- ミルク
- 砂糖
- 蜂蜜