バーチカル手帳の書き方・使い方の例

コラム

バーチカルという手帳の種類

 バーチカル手帳とは一日の時間が縦軸で表現された手帳のことだ。
 レイアウトとしては見開きで一週間を構成するタイプが多い。

 バーチカル手帳は一日を時間単位でスケジュールできる点が特長である。
 このため毎日異なったスケジュールをこなす場合にバーチカル手帳は便利だ。

バーチカル手帳の書き方の例

スケジュール管理

 バーチカル手帳の最もオーソドックスな使い方はスケジュール管理である。

 何日の何時に何が予定されているのか。
 その予定は何時まで行われるのか。
 そういった把握にバーチカル手帳は便利である。

 予定された時間にスケジュールを書き込み、所要時間に合わせて縦方向に矢印を書き込めば一日がどのように構成されているかを視覚的に把握できる。

ToDoリスト

 バーチカル手帳をToDoリストとして使うことも有意義だ。

 バーチカル手帳は時間ごとの予定を書き込める。
 このためバーチカル手帳をToDoリストにすれば、項目を何日の何時にどのくらいの所要時間をかけて取り組むのかを予定できる。

 何をするのかだけでなく、何時にどのくらいの時間をかけてするのかを決めることは、ToDoの達成率に大きく影響する。

 なぜならすることをただ羅列しただけのToDoリストは多くの場合放置される項目が時間と共に増えていく。
 締め切りのないToDoリストは先延ばし・後回しにされる。

 バーチカル手帳はToDoリストの締め切りを設けることに役立つ。

日記

 バーチカル手帳は毎日のスケジュールが比較的同じ人には向かない。

 例えば仕事の内容が比較的一定であったり、時間の枠組みは大きく変わらない生活の場合、バーチカル手帳にはあまり書くことがない。あるいは同じ内容ばかり書くことになる。

 毎日の枠組みが同じ場合、バーチカル手帳は予定よりもあったこと、すなわち日記として使うといいかもしれない。

 バーチカル手帳は時間軸があるので、そこに今日一日何をしたかとかどんな気持ちだったかを書くと、あとから見返したときに自分を振り返る資料となるだろう。

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