お金をかけない趣味を持つ
お金をかけない趣味の大切さ
生きていく上でお金をかけない趣味を持つことは大切だと思う。
というか、お金をかけない趣味を持てると生きていくことがぐっと楽しくぐっと楽になると思う。
世の中には、お金がかかる趣味とお金がかからない趣味がある。
お金がかかる趣味とは、
キャバクラとかホストとか、
ギャンブルとかお酒とか、
服や時計といった装飾品のコレクションとか、
外食とか旅行とかだ。
お金がかからない趣味とは、
読書とか料理とか洋裁とかスポーツとか絵を描くこととか楽器を弾くことだ。
お金がかからない趣味とは
お金がかからない趣味とは、少ないお金で多くの創造性や知的好奇心を得られる趣味のことだと僕は考えている。
例えば読書は本を買ったり図書館に本を借りに行く交通費がかかかる。だから厳密には読書をするにもお金はかかる。
けれど、例えば五百円の文庫本を買ってそれを一日かけて読んだとする。そしてその本に非常に感銘を受けて、自分の価値観に大きな影響を与えたのなら、その五百円というお金は非常に有意義な出費と言える。
一方で、お金がかかる趣味とは得られる楽しさと必要なお金が比例している。
キャバクラやホストが趣味の人はもっとお金を使おうとするし、美味しいお酒や高級な時計はそうでない物よりも高いことが多い。
だからお金がかかる趣味を楽しむには(当然ながら)お金が必要だし、その趣味をもっと楽しむにはもっとお金がかかる。
こんなふうに、お金がかからない趣味とは楽しさと出費が必ずしも比例しない。一方でお金がかかる趣味は楽しもうとすればするほどお金がかかる。
お金をかけない趣味と持つと便利だ
お金をかけない趣味を持てるだけで、「人生を一生楽しめる」確率は上がると僕は思っている。
お金がかかる趣味を持つとお金を稼ぎ続けなければいけない。
もちろんお金を稼ぐことは生きていく上で大切だが、人生何があるかはわからない。ふとしたときに(例えば病気とは会社の倒産とかで)お金を稼ぐことが難しくなるときもあるかもしれない。
あるいは、今まで趣味に使っていたお金を別のこと(例えば子育てとか)に使う必要が出てくるかもしれない。
要するにお金がかかる趣味は安定して供給できない可能性がある。
そして今までよりお金が趣味に使えないという状況は、大なり小なりその人のストレスになる。
趣味は本来ストレスを発散させたりするものだ。
ストレスが溜まったときに趣味ができないという矛盾が、「お金がかかる趣味」にはある。
お金をかけない趣味の種類
お金をかけない趣味は、自身で学ぶ類のものか、あるいは暮らしに関わるものが多い気がする。
自身で学ぶ類のものとは、読書とか楽器を弾くこととか絵を描くことだ。
読書も楽器も絵も最初は道具がいるかもしれないが、それを長く使うことでランニングコストは安い。本を読破することも、楽器を巧みに弾くことも、絵を上手に描くことも時間がかかるからだ。それらの過程を楽しむことができれば、少ないお金で知的好奇心を刺激し楽しむことができる。
暮らしに関わるものとは、料理や掃除、洋裁や園芸などだ。
これらは生活に関わるものだから一石二鳥の趣味と言える。
料理が趣味の人はそれによって毎日の食事が充実するし、掃除に達成感を感じる人は部屋の清潔さと機能性が維持される。