キーマカレーをスパイスを使って作る
キーマカレーの便利さ
キーマカレーとはひき肉を使ったカレーのことだ。
厳密には汁気がある場合もない場合もキーマカレーであるのだが、個人的にはひき肉を使った汁気が少ないカレーのイメージが私の中にはある。要するにドライカレーだ。
そんな汁気の少ないキーマカレーは、自炊において重宝するメニューの一つだと私は思っている。
ひき肉によって油が多く、一方で水分が少ないキーマカレーは次の日でも味が落ちにくい印象がある。
つまりキーマカレーは作り置きしておくと重宝するのだ。
そのため私はキーマカレーを作るときは少し多めに作るようにしている。
そして余ったキーマカレーは翌日の夫の弁当や、ちょっとしたおかず、あるいは冷凍して時間を超えてふと我が家の食卓に出没する。
キーマカレーのレシピ
主な材料は玉ねぎとひき肉とトマト缶、えのきとコーンを使う。後者の二つはかさ増し要因だ。
キーマカレーは体を成すだけならひき肉だけでもいいのだが、それだとずいぶん脂っぽくなるし、量も少ない。だから他の具材を足したほうがバランスがいい。つまりこれは理に適ったかさ増しなのだ。
玉ねぎをみじん切りにし、フライパンで少量の油で炒める。
そこに、ニンニクとしょうが。私はだいたいチューブの物で済ませるが、本物があればそのほうがそれっぽいだろう。
ここにひき肉を入れて炒め、トマト缶を足しながらスパイスと調味料も加える。
スパイスはターメリック、コリアンダー、クミン、唐辛子。これらの粉末をダマにならないように入れていく。
ターメリックは要するにウコン。このスパイスのメンバーの中では、主にカレーのあの色味を出す担当。
コリアンダーは全体の味を調える役割らしいが、正直私にはよくわからない。
クミンはカレー特有のあの匂いと風味に貢献している。個人的には素人がそれらしいカレーを作るために一番重要だと思っている。
唐辛子は辛さ担当。しかし生姜やその他のスパイスで辛さはそれなりにあるので、入れなくても正直いい気はする。私はそんなに辛さに強くない。
さらに味にアレンジを少し加える。醤油を少々と、和風だしの顆粒。
和の味を若干加えることで、ご飯が進む。好みで塩や黒コショウで味を加減してもいい。
えのきとコーンを入れてさらに炒めながら、トマト缶の水分を飛ばす。
水気がなくなり全体がよく混ざったら完成だ。
材料
- 玉ねぎ
- トマト缶
- ひき肉
- えのき
- コーン
- しょうが
- にんにく
- 塩
- コショウ
- ターメリック
- コリアンダー
- クミン
- 唐辛子の粉末
- 醤油
- 和風だし