好きなものに囲まれて生きること
好きなものに囲まれて生きること。
自分の「好き」や「得意」を大切にすること。
それが自分を大切にすることや、人生の満足度につながる。
「好きなもの」とは様々だ。
好きな物、好きな事、好きな時間、好きな人間関係。
つまり「自分に向いているもの」ということだ。
もちろん、何が自分に向いているのか、何を自分が好きなのか、それを知ることは簡単なようで難しい。
けれど、だからこそ、自分の心に耳を傾けて自分の「好き」を見つめないといけない。
私達の人生はたぶん、「嫌いなこと」に時間を割いている暇はないのだ。
自分の好きなもの大切にすることは、自分を大切にすることでもあるし、自分の人生と向き合うことでもある。
他者の権利を奪うのでなければ、人は自分の好きなように生きていい。
多くの人は他者に対して「誰かのように」生きることを求めてくるけれど、それはそれとして、私は私、あなたはあなたで生きたらいい。
私達はそれぞれの人格がある、それぞれの存在だからだ。
好きなものに囲まれて生きることは幸せなことだ。
好きな人と好きな事をする。好きな時間を過ごし人生の手ごたえを感じる。
それは日々の小さな一歩から始まる。
例えば嫌いな人間関係に無理をして入らず、一歩その外に出てみること。
孤独は怖いかもしれないが、自分を押し殺して「好き」を見失うのはもっと怖い。
例えば自分の「苦手」ではなく「得意」を見つめて、それを磨くこと。
苦手を埋めた平均点の自分より、得意が尖った自分らしい自分の方が自信が持てるかもしれない。
自分の好きなものはなんだろう。
自分の好きな服装や格好はなんだろう。
自分の好きな人間関係はどのようなものだろう。
自分はどんなふうに時間を過ごすと心が落ち着くだろう。
自分はどんな考えを好むだろう。
私の得意はなんだろう。
私の創造力が刺激されることはなんだろう。
私が死ぬまでにしたいことはなんだろう。
私が会いたい人、話したい人は誰だろう。
私が生きたい人生はどのような人生だろう。
私達は自分達の好きなことを、もっとやっていいのかもしれない。