君が愚痴を話して僕が聞く
たぶん、僕たちにとってそれが自然な形なんだと思う。
君が今日の出来事や思ったことを話す。その中には 腹が立ったことやうれしかったことが入っている。 僕はそれを「うんうん」と聞き君は話す中で心が楽になっていく。 そりゃあ僕にも今日うれしかったことや腹が立ったことはあるけれど、 たいていは忘れてしまってその多くは日の目を見ない。 でもそれで僕がつらくなることはない。それは自然なことなんだ。 君が話し、僕が聞く。そうやって時間を過ごす。 それが僕達夫婦のスタイルなのだと思う。
結婚をしてよかった
例えば一緒に使う食器を買いに行く。ああでもないこうでもないと二人で話しながら、たかがマグカップ一つを買うのに半日使ってしまう。 すごくくだらないことかもしれないけれど、僕にはそういう類いの幸せが自分に合っているんだなあと思う。
日常の何気ないこと、一人でも済ませられることを二人でする。そういうのが僕は好きなんだと思う。 君と結婚して、一緒にいろいろなことを選択して、決めて。一緒に考えるから一人で決めるよりも時間がかかることもある。でもそれが楽しいことだと少なくとも僕は感じる。 一人で完結せず、誰かと共有しながら毎日を生きることは、かけがえのないことだと思って僕は君と結婚した。そういう日々の中に幸せがあると思った。 その考えは今も変わっていない。 その考えが今も変わらないことを嬉しく思うし君に感謝している。 君と結婚してよかったと思っている。
歳を一緒に重ねること
君と結婚して、子供がいて、毎日いろんなことを話しながら、時間が過ぎていく。 僕達は年老いていくけれど、そのぶん子供達が成長していく。
子供の成長を見ていると、月日が経って歳を重ねるのも悪くない。そう思える。 君が隣にいてくれて、一緒に歳をとっていけるから、人生の時間が進んでいくのも悪くない。そう思えるんだ。