【詩集】結婚と生活|大切な話ほど

詩・散文

結婚したら

結婚したら貯金ってどうする?
私が義理の父母に責められたら、かばってくれる?
子供が欲しくてもできなかったらどうする?

たくさん大切なことはあるけれど、
大切は話ほど、しないものなんだよなぁ

家族になることは

結婚したら
あなたと家族になりたいな

一緒に笑ったり泣いたりできること
離れていてもお互いを思い合えること
何気ないことに幸せを感じられること

言わなくてもわかることがあること
言わなきゃ伝わらないと謙虚になれること

それが私にとっての家族かな

喧嘩と仲直り

結婚したら
いろんなことがあると思うの

あなたのせい
君のせい

じゃなくて

あなたのおかげ
君のおかげ

そういう言葉が多い二人でいたいな

物も家族になっていく

大して車になんて興味はないよ

けれど君を助手席に乗せたり
チャイルドシートを付けて
いろいろな所に行ったり

そうやっていくうちに
この車にも愛着のようなものが出てくる

恋愛とか結婚とか家族とかって
そういうものをたくさん作ってくれる

恋と愛を続けること

二人の思いは変わらないけれど
思いだけでは続かないこともある

一緒にいたり
優しい言葉をかけたり
紙切れで約束したり

人の心は弱いから
この恋を続ける努力が
きっと必要なんだと思う

あなたのことを愛している

いってらっしゃい

忙しい朝
大好きな人が出かける時間

玄関に行って
相手の顔を見て
いってらっしゃい
と言った

何気ないことだけれど
別れは突然だから
目も向けずに離れたときが
最後だったらきっと後悔する

私は今日も
いってらっしゃい
と言う

クリスマスのケーキ

あと何回
クリスマスにホールケーキを食べるかしら

あと何回
嬉しそうにケーキを食べる子供の笑顔を見れるかしら

あと何回
歳をとったら甘い物を控えたくなるかしら

いつかあなたと年老いて
二人だけになるクリスマス

そのときは
ショートケーキを二つ買いましょう

理屈じゃなくて

私があなたに怒ったとき
私はあなたが悪いと思っていても
理屈を話せば私にも非があるかもしれない

でも怒っているという気持ちは
受け止めてくれたら嬉しいな

きっと理屈で返り討ちにされたら
怒りの行き場がなくなっちゃう

わがままでごめんなさい

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