自分が得意でみんなが苦手なことは価値がある

オムニバス(エッセイ風小説)

自分が得意でみんなが苦手なこと

自分が得意でみんなと差別化できること

 苦手なことやできないことに時間を割くより、得意なことや自分にできることを磨いたほうがいい。
 それは自己肯定感にもつながるし、結果を出せることにもつながる。

 そして、周りが苦手だったり周りがやっていないことを見つけてそれを得意になると、より結果につながりやすい。
 たとえ自分が得意であっても、周りもそれが得意なら競争率の高いレースに出ないといけなくなる。

 自分が得意なことで、周囲と差別化できるものを見つけることは大切だ。

苦手なことより得意を磨く

 自分が苦手なことを嫌々やるよりも、
 多少は自分の短所に目をつぶって自分の長所に目を向けたほうが人生は楽しい。

 自分の長所を伸ばすことは、あなたがあなたらしく、あなたらしい結果を残すことにもつながるだろう。

 世の中は、良いか悪いか短所をなくすことを求められる。
 平均的でそつのない人間を求められる。
 けれど、それで自分の個性を消してしまっては、自分が自分に手応えを持てない。

 社会は平均を求めるが、それに少しだけ耳を塞いで自分を見つめる機会が必要だ。
 それは自分の人生に責任を持つということだ。

みんながしていないこと

 みんなが好きなことを自分も好きだと言うのは簡単だ。
 けれど大切なのは、他人はやっていないけれど自分はやってみようと思えることを見つけることだ。

 自分にならできることを見つける。
 もしもそれが自分にしかできないことだったらなおのこといい。

 周りはやらないけれど、自分なら苦もなくやれてしまうことがある。
 そういうものを見つけて、磨いて、「自分にしかできないこと」にしていくとそれが強みになる。

 自分が苦手なことを誰かと同じようにできるようになっても、それは人並みにしかならないかもしれない。
 けれど周りがやらないことやできないことを自分が得意になれば、それは自分の価値になるかもしれない。

 自分の「好き」や「得意」を活かせる人生は、自信や生きていくことの手応えのようなものを与えてくれる。

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