手帳はスマホと手書きどちらが良いか
もしも手帳を使うなら、紙(手書き)の手帳がおすすめだ。
もちろんこれは好みの話で、別にどちらが正しいというものではない。
あくまで私は手書きの手帳を使っていて、それにある程度の満足感を得ている。それだけの話だ。
私が手書きの手帳を使っていて、スマホやデジタルツールにはないと感じる特長は以下のようなものがある。
- 手で書きページをめくるなど感覚の情報が多い
- 生活の中にスマホと手帳が共存するのでリスク分散になる
- 紙という物理的なスペースを扱うことで、物事をまとめたり整理する頭の体操になる
手帳はスマホと手書きどちらを使うか
結局のところスマホでスケジュール管理するか手書きの手帳でスケジュール管理するかは個人の自由だ。
別にどちらが正しいも優れているもないし、仮にあったとしてもそれはその人の好きにすればいい。そういう類の問題だ。
けれど、人はどちらでもいい物事からどちらかを選ばないといけないときがある。
例えば自分の頭で暗記するだけではスケジュールやしないといけないことを管理しきれなくて、手帳という道具を使いたくなったとき。
そういうときに人は「どちらが正しいか」とか「どちらが優れているか」ではなくて、「どちらが好きか」「どちらが自分に合うか」ということを考えることになる。
紙の手帳のよいところ
感覚の情報が多い
手書きの手帳は感覚刺激の情報が多く、これが記憶の定着につながると思う。
手で文字を書くこと、ページをめくること、手帳の肌触りや重さ。
そういった多様な刺激が手帳を使う実感を与え、それが言葉にならない感覚として記憶されていく。
リスク分散になる
手帳とスマホを持つことで一方を紛失した時のリスク分散になる。
例えばスマホを失くしたら困ってしまうが、手帳に書いたいくつかの電話番号はこのとき非常に頼りになるかもしれない。
物事をまとめたり整理する頭の体操になる
手帳は有限な紙のページに情報をまとめるが、これが意外と頭の体操になる。
手帳に書いたメモが大量になったときどう処理するか。
リング式の手帳であればどのような順番でページを構成するか。
そういった情報整理の自分なりの工夫を探すことは楽しいし頭の体操になる。
スマホなどのデジタルツールであればそういうことはあまり気にしないかもしれない。
写真は途方もない数保存できるし、LINEのトークを検索してさかのぼることもできる。
けれど一方で、私達は有限で物理的な存在だから、有限で物理的な物と向き合うことも悪い時間ではないと思う。