会社の人間関係と処世術
悪口
上司の悪口を言うのは容易い。
自分が上司になって、 同じ悪口を言われないのは難しい。
ホウレンソウ
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)は大事だが、
それをわざわざ教えるということは、
日々のコミュニケーションが取れていない。
二種類の仕事
会社の仕事は2つある。
1つは誰にでもできる作業。
もう1つは誰にでもできるようにする作業。
会社の見方
会社は友達を作る所ではないが、 味方を作ると仕事ははかどる。
会社で学ぶこと
異なる考え方を持つ人間同士でも、
とりあえず共通の目的があって、
嫌なら辞めればいい。
そういう意味では、会社は人間関係の練習。
遅刻と残業
1分の遅刻は会社に怒られるが、
1分の残業を強いられても会社に謝ってはもらえない。
責任感
あまり自分に責任を感じないほうがいい。
責任を負うのが会社の役割で、
責任を取ってもらうのがサラリーマンの気楽さ。
責任感があるとかないとかではなく、 それぞれに役割がある。
辞める人
「辞める」と言う人ほど辞めない。
そうやって周りにかまって欲しいから。
真剣に辞めるか悩んでいる人が、
「辞めようかな」と言葉にできる会社だったら、
きっとその人は辞めなかったのだろうけれど。
老害の世代
若手は上司を老害だと思っているが、
上司は役員を老害だと思っている。
みんな自分が若いと思っている。
要は世代が違うのだ。
時給が発生するとき
自分で考えて動いた人より、
指示があるまで座っていた人の方が褒められたりする。
良くも悪くも、会社とはそういう場所で、
座っていても時給が発生する場所。
それをラッキーと思える方が仕事は楽だ。
会議の時間
様々な角度で議論し、
最終的に理に適ったものが採用される。
であれば会議は有意義な時間だ。
問題は会社の会議がそうではないということだ。
最後は上司のお好みで決められる。
社内教育
「やりがい」とか「責任感」とか
「マナー」とか「常識」とか
「思いやり」とか「社会的意義」とか
言い方はいろいろあるが、
要するに「ただ働き」を促す文言には気をつけたほうがいい。
会社にとって最もコスパがいいのは、
教育という名の洗脳。