子供への愛情表現の大切さ
抱きしめて「愛してる」と言ってあげる大切さ
今この瞬間に、「愛してる」と言って子供を抱きしめる。
時間があるときではなくて、
仕事から帰ってからではなくて、
ただ今この瞬間に、ただただ「愛してる」と言って、抱きしめてあげる。
愛情を伝えることは、今しかできないかもしれないから。
無償の愛を伝えることは、子供の心を温めてくれる。
そうやって温まった心は、この世の中で生きているための、ささやかな明かりとなる。
今日が最期の時間かもしれない
私達は生きていて、同じ時間を共有している。
けれどそれはとても偶然で、儚いことなのだ。
「行ってきます」と言って、「いってらっしゃい」と言われる。
「いってきます」と言われて、「行ってらっしゃい」と言う。
「ただいま」と言うこと、「おかえり」と言うこと。
いつもの日常。
でも、そういう機会が、絶対に来るとは限らない。
今日の「行ってきます」が最後かもしれないし、
今日の「行ってらっしゃい」が最期かもしれない。
だから「いつか」じゃなくて、「行ってきます」と「行ってらっしゃい」と同じくらい、「ただいま」と「おかえり」と同じくらい、「愛している」と言ってあげたい。
大切な我が子を抱きしめて、「愛してる」と言ってあげたい。
後悔のない愛
自分の命よりも大切に思える命があること。
自分の幸せよりも幸せになってほしいと思える人がいること。
生まれてきてくれてありがとうと、何回言っても足りない愛おしさ。
日々の忙しさの中で、そういう愛おしさを思っていても言葉にできない。
「大好き」も「愛している」も、この前言ったのはいつだろう。
大切な命を、後悔のないように愛したい。
もしも今日が最期の日だったら。
もしも今日が一緒に居れる最後の時間だったら。
そんなことは思いたくないけれど、今を見つめるためには、終わりを見つめることも時として必要かもしれない。
もしも今日が最期の日だったら、「あとででいいや」と思った自分は後悔するかもしれない。
だから今この瞬間、ただただ「愛してる」と抱きしめたい。
だから今この瞬間、スマホでこんな文章を読むのはやめて、我が子を「愛してる」と抱きしめたほうがいいと思う。