メモをして物を買う
買い物メモの良いところ
買い物はメモをした物を買う。
丁寧な暮らしを送る上で、有用な習慣の一つだと思う。
あらかじめ買う物をメモしておき、それに沿って買い物をすることで、買い忘れや衝動買いを防ぐことができる。
また買う物をあらかじめメモしておくことは、消費活動において自分を見つめ直す機会にもなるだろう。
買い忘れを防ぐことができる
多くの生活圏において、自分の生活に必要な物が一か所で手に入ることは少ないのではないか。
あれはあのお店が安い。あれはこのお店の方が種類が豊富。
多くの人は物によって買う場所を使い分けている。このため、買う物を忘れしまうとまたお店に出向いたり、別のお店で割高で買うことになっていまう。
買う物をメモしておくことは、こういったことを防ぐことができる。
衝動買いを防ぐ
買う物をメモしておく意義は、一般的には先述の「買い忘れを防ぐ」ことである。
しかし個人的には買い物メモは「衝動買いを防ぐ」ということへの効果の方が大きいと思う。
何を買うかあらかじめ冷静な自分が決めておく。その冷静な自分がお店に実際に来た冷静でない自分を律してくれる。
買い物メモに書かれた物だけを買い、買い物はそれ以上でもそれ以下でもない。
買い物メモを持ち歩くことは、お金と時間を有意義に使うことができるだろう。
メモしても買わないことがある
買い物メモの工夫の一つとして、買う物リストに挙げた物でも熟考の末に買わないという選択をとることも想定すると有意義だ。
多くの人は「あのときはいると思ったけれど、実際買ってみるとそこまで必要じゃなかった」という経験をしたことがあるだろう。
買い物メモに一旦買う物としてリストアップしておき、少し時間が経過すると、意外と「買わなくてもいいかな」と思うものが出てくる。
こういった物は買わずにリストから消すといい。
買い物メモは、自分が何を買うかをブラッシュアップする思考の整理に役立つ。