ポジティブ思考になる方法
コップの中の半分の水に対する考え方
コップの中にあと半分水が残ってる。
この水について、まだ半分もあると考えるか、もう半分しかないと考えるか。
事実に対して、人のとらえ方・考え方は様々だ。
「このコップを見て、私が飲める水はもう半分しかないんだなって思うの。私ってネガティブだよね」私は言った。
「いや、そもそもこの水私のだからね。どんだけポジティブなのよ」友人は言った。
私は残りの水の半分をもらった。たぶんポジティブであるということは、人に頼れるということだ。
人間関係のストレスに対する考え方
ポジティブになる簡単な方法の一つとして、物事を上から目線で見るというものがある。要するに見下すということだ。良い意味で物事を軽んじること。他人事のように考えること。それは自分を楽にしてくれる。
例えば嫌いな人に対して、対等に接しようとするから人は疲れる。あの人はしょせんそんなもんだ。そう思えたら楽になる。
もちろん僕はそんな大それた存在じゃない。この社会の中で、歯車を回す存在の一つでしかない。ある人から見れば僕の方が小さな存在に見えるだろう。だからこれは考え方の問題なのだ。
人間は不完全な存在で、気まぐれで、その人間が作る社会もまた不完全でくだらない。そんな社会の中で僕は僕なりに生きている。ただそれだけだ。そう思えると、肩の荷が下りる。
「ねぇお母さん、このハムスター可愛い。この子がいいよ」小学生くらいの女の子が、僕を指差してそう言った。
今日はこれからの人生の最初の日であるという考え方
今日はこれからの人生の最初の日である。
これからの人生で一番若いのは今である。
よく言われる表現だ。要するに過去にとらわれず今や未来に目を向けよう、という教訓なのだと思う。
過去は変えられないが、未来は変えられる。だから今この瞬間に集中しよう。
そういうことなのだと思う。
しかしながら、過去を否定し未来に期待するのはいささかプレッシャーでもある。
今日はこれからの人生の最初の日である。けれど、昨日とまったく違う生まれ変わった自分で失敗のない人生をこれから歩めるかと言えば、ちょっとプレッシャーだ。
結局私はこれからも失敗するかもしれないし、迷ったりするかもしれない。けれど、私は私だからそれでもいいのだと思う。大切なのは、過去も今も未来もひっくるめて私という存在を私が受け入れることなのだと思う。だから私はこう言い換えたい。
今日という日は、これまでの人生を歩んできた私の、これからの人生の最初の日なのだ。
ということで、宿題が終わらず夏休みも残り一週間を切ったが、とりあえずもうひと眠りしようか。