直射日光・高温多湿を避けて常温で保存してください。
直射日光・高温多湿を避けて常温で保存してください。
直射日光が当たる場所や高温多湿な場所で保存した場合、品質を損なう可能性があります。
直射日光が当たらない場所はおおむね室内となります。このため屋外での保存にご注意ください。
高温や多湿、常温についての一律の定義はありませんが、おおむね夏場の気温は高温に該当します。
体感としては冷暖房器具を用いなくても快適に過ごせる気候・気温を常温と想定してください。
冷暖房器具が必要な季節においても、器具を用いたある程度適切な温度下であれば常温と見なすことができるでしょう。
おおむね常温は15℃から30℃程度を想定すると考えられます。
多湿についても同様に一律の定義はありません。
こちらも冷暖房器具なしで快適に過ごせる湿度を目安にしてください。
一般的に快適に過ごせる湿度は40~60%と考えられています。
これらから著しく逸脱する場合は冷暖房器具などで保存場所の空調を推奨します。
一般的に私物の保存場所は自宅であると考えられます。
このため真夏や真冬の外出時は保存場所を適した温度・湿度に保つことが難しいかもしれません。
特に盆や正月の帰省などにおいては数日家を空けることも珍しくないでしょう。
その際に保存環境が高温多湿、あるいは極端な低温乾燥状態になることも考えられます。
本来、保存は高温多湿を避けた常温での環境が望ましいですが、正直なところ少しくらい高温多湿・低温乾燥状態で保存をしても品質に大きな影響はありません。ただしこれは程度の問題であり、個人のとらえ方の差にもよります。
このため多くの場合、少しくらい大丈夫でもその旨は記載されず、ただ高温多湿を避けて常温で保存してくださいとしか表記されていません。
言葉は人と人の間で共通認識を持つことに役立ちますが、言葉だけで共有できる情報はごく一部です。多くの本質的な情報は語られることはなく、その裏に意図として潜んでいます。
直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください。
少しくらい直射日光や高温多湿な場所にあってもすぐに品質に重大な影響が及ぶわけではありませんが、自己責任でお願いします。
重箱の隅をつつくような責任追及を逃れるため、少しくらいという表記は省略し、最大公約数的な表現で保存方法を記載しています。