歩きながら考えるということ
アイディアを生み出すために
歩きながら考えるということは、実際的な意味でも、抽象的な意味でも有用な教訓の一つだと思う。
つまり机に座ってただ悩んでいるより、晴れた空の下を散歩でもしながらぼーっと考える中でアイディアが浮かぶことがある。
要するに、行動することで考えがまとまることがあるということだ。
考えてから行動すること、一旦立ち止まることはもちろん大切ではあるが、それだけでは前に進めないときがある。
まずはやってみて、その中で気づきや学びがあって、それによって考えがまとまっていく。
そういうことがある。
悩んだときは
悩んだり行き詰ったときは、とりあえず行動してみる、やってみるということも大切だ。
実際にやってみながら考えることで、もっと具体的に、もっと明瞭に考えることができる。
あるいは、難しく思っていたことが意外と単純であることに気づくことがある。
あるいは、思いもよらなかったことが難しかったり重要であったり気づくことがある。
それらはいずれにせよ、やってみないとわからなかったことだ。
机上のペン
よく考えて行動しなさい。
幼い頃から私達はそのように言われる。
注意深く生きることは美徳の一つかもしれない。
その注意深さで私達は生きていく上での様々な危険や不毛なことを避けることができる。
けれど、私達は万能でも全能でもないから、考えているだけでは答えがわからないことがある。
考えるだけでは本当の意味で理解・納得できないことがある。
ある種の答えについては、実際にやってみることが大切なときがある。
机に座って、ペンを使って考えをまとめようとしているだけではたどり着けない答えが、そこにはある。
歩き出すこと
やってみないとわからないこともある。
考えに行き詰ったら、実際にやってみたらいい。
やってみる中で気づきを得て、それを踏まえて新たなアイディアが生まれるかもしれない。
ということで、この文章も考えなしにまずは書いてみたものだ。
机に座って、歩き出すこともなく、けれど考えずにまずは書いてみている私は、はたして「やってみている」のだろうか、それとも考えているだけなのだろうか。