ToDoリスト(手書き)の作り方と使い方

コラム

手書きのToDoリストのコツ

 手書きのToDoリストを作る場合、以下のような点に気をつけるといいだろう。

  • 時系列に書き一定期間後は破棄・繰り越しを行う
  • 完了したToDoはマーカーで消す
  • 項目は必要に応じて細分化・具体化する

ToDoリストのコツの解説

時系列に書き一定期間後は破棄・繰り越しを行う

 ToDoリストは時系列に書き、一定期間ごとに新しいページで移行する。
 これはリストの中で「やらないまま放っておかれるもの」が溜まらないようにするするためだ。


 多くの場合、ToDoリストは次第にやらないまま放置されている項目が溜まっていく。
 「書いて安心してしまう」という人間の心理もあるし、自分ができる以上に事柄をリストアップしてしまうという向上心(?)の表れでもある。
 いずれにせよ、緊急でもなくやりもしないToDoが溜まっていくと、本当に必要な事柄まで埋もれてしまう。

 ToDoリストは適度な新陳代謝が必要だ。

 このため、ページがいっぱいになったり一定の期間が過ぎたら新しいToDoリストに既存の項目を移動させるといい。
 紙のToDoリストの際、この作業は手書きでやって構わない。
 このめんどくささが、ToDoを溜めないようにしようというモチベーションにもつながるからだ。

完了したToDoはマーカーで消す

 完了したToDoは太字の黒マジックなどで線を引いて消す。
 これが紙に手書きするアナログなToDoリストの醍醐味と言える。


 これをやってみて習慣化した人ならわかるのだが、ToDoをこなし黒マジックでToDoを消す瞬間はなんとも爽快感が伴う。
 マジックで消されたToDoの一覧を見ると、「『自分でやろうと決めたこと』をこれだけ自分はできたんだ」と達成感がある。
 この爽快感と達成感はToDoリストを処理していくささやかだが大きなモチベーションとなるだろう。

項目は必要に応じて細分化・具体化する

 ToDoリストの事柄はトップダウン方式で具体化していく。
 これによって腰が重くならず着実に目標に向かって進むことができる。


 例えば「来月までに新しい企画案を出す」というToDoがあったとする。
 このままでは「何から手を付けたらいいのか」わからず時間ばかりが過ぎるかもしれない。
 もっと些細なことでもいいので、まずは自分がやれることに細分化してく。
 「先輩にアドバイスをもらう」「企画書を書くためのファイルを新規作成する」「過去の企画案を洗い出す」などいろいろあるだろう。

 目標を決めたらそれを達成するための具体的な項目を挙げていく。

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