自分を幸せにする言葉たち

詩・散文

自分を幸せにする言葉たち

自分が幸せになることで、相手も幸せにできることがある。

 自分が幸せになることで、相手も幸せにできることがある。
 自分が不幸になることで、周りも悲しむことがある。

 そういう人生を送れることは幸せだ。

幸せとはなんなのかと考えることは難しい。でも幸せだなと日々の中で感じることはそれほど難しくない。

 幸せとはなんなのかと考えることは難しい。
 けれど日々の中で、「幸せだな」と感じることはそれほど難しいことではない。

 たとえば一息ついて温かなお茶を飲むこと。
 ゆっくりと眠ること。ゆったりと入浴すること。
 人に「ありがとう」と言うこと。
 誰かに「ありがとう」と言ってもらえることをすること。

 家族や友達を話すこと。
 空を見上げたり、足元の花を見ること。

 日々の中で、幸せを感じるということ。

「幸せになる」というより「幸せを見つける」という感覚のほうが簡単だ。

 「幸せになる」という感覚より、「幸せを見つける」という感覚のほうが幸せになれるだろう。

 「幸せになる」と今ここにないものをねだる前に、今ここにある幸せをしっかりと見つめていきたい。

自分はすでに幸せなのかもしれないと、自分の不幸を常に疑うようにする。

 幸せとは案外見過ごしやすい。
 自分はもしかしたらすでに幸せなのかもしれない。
 少なくとも、幸せを感じられるたくさんの日常に囲まれているのかもしれない。

 だから今不幸を感じるなら、常にその不幸を疑うことが大切だ。
 本当に自分は不幸なのだろうか。

 幸せを信じるために、不幸を疑うのだ。

減点法の幸せではなく加点法の幸せを見つける。

 「○○がないと不幸」という減点法ではなく、「○○があって幸せ」という加点法の幸せを見つけたほうが人生は楽しい。

 不変なるものはないし、永遠に続くものはない。
 マイナスの変化は挙げればキリはないが、それに心を奪われていてはなかなか辛い。

 プラスの変化を見出して、そこに幸せを感じること。
 加点法の幸せを見つけていくこと。

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