自分を好きになる言葉たち|人生の教訓

詩・散文

自分を好きになる言葉たち

自分の嫌いなところを一番さらけ出せるのは自分

 自分の嫌いなところ、弱いところ。
 それをさらけ出しても一緒にいてくれる人もいれば、あきれて離れていく人もいるかもしれない。

 けれど、あなたが生きた今日この日まで、あなたはあなたに付き合ってくれている。

 自分の嫌いなところや弱いところ。
 そういうものをさらけ出しても、一番一緒にいてくれるのは自分だから。

自分を好きな人は他者から愛をもらい、自分を嫌いな人は他者から同情をもらう

 自分を好きな人は他者から愛をもらい、
 自分を嫌いな人は他者から同情をもらう。

 愛と同情は似ているが、異なるものだ。

自分を好きだと他人も愛せる

 自分を好きな人は自分と他人を比べない。
 他人と比べないから他人を認めることができる。
 他人を認めることができるから他人を好きでいられる。

 自分を嫌いな人は自分と人を比べてしまう。
 比べてしまうから相手のことを嫌いになってしまう。

自分が好きじゃないことと、自分が嫌いなことは似ているけれど違う

 自分が好きではないことと、自分が嫌いなことは似ているようで違う。

 自分が好きではないことは、好きではないかもしれないけれど、嫌いでもない。
 好きになれるかもしれないし、少なくとも、自分と向き合おうとする機会はあるかもしれない。

 自分が嫌いだと、自分と居ることが苦痛だ。
 自分が嫌いなときは少し距離を置いて、「好きではないかもしれないけれど、嫌いでもない自分」になれるといい。

人生の暇つぶしは自分を知り尽くすこと

 生きていくことにそこまで肩に力を入れる必要はない。
 緩やかに今あるものを大切にしながら緩やかに生きること。

 人生はある程度は長い。
 その道のりの中で、自分を知ることは娯楽の一つになるかもしれない。

 自分はどんな人間だろう。そういうゲーム。
 自分が他人とは違う、それはなんだのだろうか。

 自分を知るゲームを、人生の暇つぶしに。

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