ベッドに外着で座る・寝転ぶ「あり」か「なし」か?

マナーと生活

ベッドに外着で座る・寝転ぶ「あり」か「なし」か?

外着でベッドに座ること

 外着、つまり外出時に来た服のまま、ベッドの上に座ったり、寝転んだりすることは「あり」か「なし」か。

 どちらかと言えば私は「なし」派だ。
 私は家のベッドには基本的にパジャマで寝転ぶ。外着で寝転ぶことはないし、仮に来客が外着のままベッドにドカッと座ったら、ちょっと抵抗があるかもしれない。

 ベッドに外着で座る、あるいは寝転ぶことについて、考えてみたい。

ベッドに外着で座れない理由

 一般的に、外着でベッドに座りたくない理由は、衛生観念だ。
 ベッドというのは家の中で最も清潔な場所の一つであり、そういう場所に外着を介して汚れを持ち込みたくない。
 もちろん、外着が常に汚れているかといえばそうではない。だからこれは気分の問題だ。
 誰が触れたかどう扱ったかわからない様々な物に触れた外着。そういう得体の知れない「汚れのようなもの」が、自分が最も落ち着く場所であるベッドや寝具に付く感覚。そういうものに、抵抗感を覚える人は一定数いる。

 私の場合も、外着でベッドに座ることはやや抵抗がある。理由の一つに、感染症が挙げられる。インフルエンザやコロナウイルス。そういう目に見えないリスクを外着は持っているかもしれないわけで、着替えることはそれらから幾分身を守ってくれる気がする。
 もちろんこれも「しないよりはマシ」程度のことかもしれない。だから結局は気分の問題だ。

ベッドに外着で座る理由

 ベッドに外着で座らないことが衛生的で正義であり、外着で座ることは不衛生で悪とは決めつけられない。
 なぜならこれは文化や価値観の問題だからだ。
 例えば外着でベッドに座るか否かは、国ごとの文化でも違うだろう。靴のまま家に入る欧米では、外着のままベッドに座るのは普通だ。(だからベッドスローというものがある)
 日本の場合、部屋では靴を脱ぐ、布団は毎回たたむ物(つまり腰掛けるものではない)という文化がある。だから外着でベッドに座ることに抵抗感があるのはある意味で自然とも言える。

 一方で、日本で暮らしていても外着でベッドに座ることに抵抗感がないケースもあるだろう。
 例えばワンルームやそれに近い間取りの家で一人暮らしをしている場合、ベッドは実際的にソファーを兼ねている場合がある。こういう生活スタイルでは、外着のままベッドに座ることは生活の動線として自然なことかもしれない。

私達にできること

 ベッドに外着で座るか否か。これは個々の価値観の問題だ。
 だから私達にできることは、ベッドに外着で座られたら嫌な人のベッドに外着で座らないということだ。
 友人や(付き合ったばかりの)恋人の家に行ったとき、ベッドの上に座って引かれないようにすることだ。

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