人の話を最後まで聞くメリットとコツ

人間関係

人の話は最後まで聞く

人の話は最後まで聞いたほうがいい

 人の話は最後まで聞いたほうがいい。これは人間関係における教訓の一つだと思う。

 特に年齢を重ねれば重ねるほど、人の話は最後まで聞くことを心掛けたほうがいい。

 人の話を最後まで聞くことのメリットについて、考えてみたい。
 加えて、人の話を最後まで聞くことが難しい場合もあると思う。人の話を最後まで聞くためのコツのようなものも見ていきたい。

人の話を最後まで聞くメリット

会話の満足感

 まず、人の話を最後まで聞くと、話した相手は満足感を得る。
 あなたと話したことで満足感を得た相手は、またあなたと話したいと思う。
 端的には、あなたは好かれるわけだ。

 相手の話を途中で遮ったり中断したりすると、相手はもやもやとした気持ちになる。
 人は自分が話したいし、話を聞いてほしいと思う生き物なのだ。

答えに行きつく

 人の話を最後まで聞けない人は、話の途中で質問したり結論を出そうとする。

「○○ってどういうこと?」
「それって□□ってことじゃないの?」

 そうやって話を遮り、相手の会話に対する満足感を下げてしまう。

 人の話を最後まで聞くと、意外と自分が聞きたかった答えや結論に勝手に行きつくときがある。

 これはおそらく相手が話してあなたが聞く中での、共感の相互作用のようなものが生じるからだと思う。話を聞いてくれたという満足感から相手はあなたにだんだんと好感を持ち、ゆえにあなたに共感し、無意識にあなたに受け入れられる考えや結論に寄せようとするのだと思う。

 人の考えを他者が変えるのは難しい。しかし相手に気づきを与える形で自然に変化を促すことはできるかもしれないのだ。

情報量が増える

 人の話を最後まで聞くと、当然ながらその人の考えや意見がわかる。

 話を最後まで聞くことでその人の考え方がわかると、それ以降の人間関係に役立つ。

 あの人はこう考えるだろう、こう感じるだろう。だからこっちの人と関わるとこうなるだろう。
 そういうことがわかるので、人間関係の立ち回りのようなものがうまくなる。

 自分が何かを話したわけでなく、相手の話を聞く「だけ」で、自分の情報量は増えるのだ。

人の話を最後まで聞くコツ

終わる直前で遮らない

 人の話を聞くのが苦手で、いつも10の話を5までしか聞けない人がいるとする。
 話を聞こうと心掛け、頑張るが、我慢ができず9のところで遮ってしまう。

 これは非常にもったいない。

 話したいことが10あるとき、それを5で遮っても9で遮っても、相手は「話を遮られた」と思ってしまう。
 せっかく9まで聞いたのに、相手に満足感を持ってもらえない。なんとももったいない話だ。


 人の話を最後まで聞くなら、最後まで聞く。中途半端は厳禁だ。

聞けないなら聞かない

 逆に言うと、最後まで聞けないなら最初から聞かないほうがいい。
 時間がない・聞く気がない話は、のらりくらりと会話を避けて、最初から聞かないほうがマシかもしれない。

 相手に「あの人は話を遮ってくる」とイメージがついてしまうより、たまに話して「最後まで話を聞いてくれる」と思ってもらえるほうがいい。

 要はメリハリなのだ。

短い話を最後まで聞く

 そうは言っても、話を聞くことを先延ばしにすると人間関係の溝は深まるばかりだ。
 しばらく話していないうちに、相手の心が離れてしまっては元も子もない。

 コミュニケーションとして、短い話題をあえて振って最後まで話を聞くという方法があるだろう。

 この前の休みは何した?
 昨日何食べた?

 ○○って漢字でどう書くっけ?
 書類に締め切りっていつだったっけ?

 プライベートでも仕事でも、話が長くはならないちょっとした話題というものはある。
 そういう話題を振って、話を最後まで聞くことで、相手との関係性を保つことができるだろう。

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