アイロンとスチーマーはどちらがいいか?
アイロンとスチーマーのどっちにするか
アイロンと衣類用スチーマー、どちらがいいかと言われれば、それは人の生活スタイルによるだろう。
しかしここでは衣類用スチーマーを推してみたい。
つまり一台持つならアイロンよりも衣類用スチーマーがおすすめだということだ。
アイロンとスチーマーはどちらも洋服のシワを取る家電だが、その特性は違う。
アイロンは言わずもがなアイロン台の上で熱い鉄を押し合えててシワを取る。そこに蒸気が伴うこともあるだろう。
スチーマーはハンガーに洋服を吊るした状態でそのまま蒸気を当てる。
位置づけとしては、しっかりと綺麗にシワを取るならアイロン、手軽に軽くシワを取るならスチーマーといったところだろう。
また、高温の蒸気を当てることで気軽に洗えない服(例えばコート)を除菌・消臭する際もスチーマーは役に立つ。
これらから、おのずと答えは出るだろう。
つまり広く浅く守備範囲を持っているのはスチーマーであるということだ。
気軽にさっと使えるスチーマー。アイロン台を出す必要もなければ腰を下ろす必要もない。私達は水を補充し吊るしたままの洋服に蒸気を当てればいい。そのシワ取りはアイロンには及ばないかもしれないが、おおよそ人前に出て恥ずかしくない程度のシワ取りはできるだろう。
衣類用スチーマーはシワが取れないのか
アイロンと比べれば、スチーマーはシワを取る力が弱い。これは純然たる事実だ。
だからしわくちゃになったシャツのシワを綺麗に取りたいとか、シワ一つないワイシャツをパリッと着たいといった要望に対して、スチーマーは力不足だろう。
だからアイロンとスチーマーを選ぶ場合、その人の生活スタイルが重要になる。
洋服のシワ一つ許せないがアイロンがけの時間は許せるのなら、アイロンのほうがいい。
逆に、シワ取りはだいたいでよくて手軽さを優先したいならスチーマーのほうがいいだろう。
さらに言えば、プレスする面が付いたスチーマーであればそうでないスチーマーよりもシワ取りがしやすい。スチーマーに魅力を感じるがシワ取りもある程度求める人であれば、プレス面が充実したスチーマーを選ぶといいだろう。