私は個性的で変わってて普通でまともでいたい。
私は個性的で変わっていて、
けれど普通でまともでいたい。
私は個性的で独創性があって、
創造的で他の人とは違う。
他の人とは違うことができる。
私は人と変わっていて、
人と違う考え方を持っていて、
私の独自の世界観は
確固として存在するけれど、
それが他人に理解されないことはある。
けれど私は普通でもいたい。
まともでもいたい。
人並みの幸せを得られる平凡さと、
他人に嘲笑されない常識と、
社会のお荷物にならない
まともさを持っていたい。
私は個性的で変わっていて、
けれど普通でまともでいたい。
私は個性的でいたい。
それは病的なものではなくて、
ある種の優秀さとして。
私は変わっていたい。
それは他者からの見下しではなく、
他者からの羨望として。
けれど私は普通でもいたい。
大多数の人が享受する幸せは、
私も享受したい。
変わっていることで
人並みの幸せを犠牲にはしたくない。
私はまともでもいたい。
他者に信頼され、
好かれ、許されたい。
信頼と常識の下で、
私に何かを任せてほしい。
私は個性的で変わっていて
普通でまともでいたい。
だから個性的で変わっていても、
普通でもまともでもない人と
一緒にされたくない。
そういう人と接すると、
私は狼狽してしまう。
私は個性的で変わっているけれど、
普通でまともな人と接したい。
私は個性的で変わっていて
普通でまともでいたい。
個性的ゆえに能力を発揮したい。
変わっているゆえに自由でありたい。
普通であるゆえに楽でありたい。
まともであるゆえに人に恵まれたい。
個性的で変わっているゆえに
社会を変えながら、
普通でまもとであるがゆえに
社会に守られたい。
私は万人にはない幸せを、
個性的で変わっているゆえに得たい。
私は万人にない不幸を、
普通でまともだから背負いたくない。
個性的で変わっていて
普通でまともでいたい私達。
幼稚で浅はかで
平凡でありきたりな私達。