簡単なスパイスカレーに作り方
カレールーを使わずにカレーを作りたい
市販のカレールーを使わずに、スパイスで作ったカレーはしばしばスパイスカレーと言われる。
スパイスカレーは凝るときりがないが、とりあえずターメリック、コリアンダー、クミンがあればなんとかなる。
これにお好みの辛さとして赤唐辛子の粉末(カイエンペッパー)、全体をそれらしい味に調えるために粉末のコンソメ。
私はカレーライスが好きだから、得意料理はカレーですと言いたい。
けれど経験上、得意料理はカレーですと言うと、何とも言えない周囲の反応が返ってくる。
要するに、具材を切ってカレールーを入れるだけの料理を人は得意料理と言わないらしい。
そんなわけで、私はカレーをスパイスから、けれど簡単にできる範囲で作っている。
スパイスカレーのレシピ
材料は玉ねぎとトマトと鶏肉を使う。具材はこれだけ。
おしゃれに言えばシンプルなインドのチキンカリー。別の言い方をすれば具材の少ないカレーだ。
玉ねぎを適当に切り、フライパンでサラダ油と一緒に炒める。
そこに、ニンニクとしょうが。私はだいたいチューブの物で済ませるが、本物があればそのほうがそれっぽいだろう。
その後に一口大に切った鶏肉を入れる。これも炒める。
トマトを入れて少し水分が出てくる。
そして、ターメリック、コリアンダー、クミン、コンソメ顆粒、唐辛子の粉末を入れる。
ターメリックは要するにウコン。このスパイスのメンバーの中では、主にカレーのあの色味を出す担当。
コリアンダーは全体の味を調える役割らしいが、正直私にはよくわからない。
クミンはカレー特有のあの匂いと風味に貢献している。個人的には素人がそれらしいカレーを作るために一番重要だと思っている。
コンソメ顆粒は言わずもがな、全体の味の底上げ。
唐辛子は辛さ担当。しかし生姜やその他のスパイスで辛さはそれなりにあるので、入れなくても正直いい気はする。私はそんなに辛さに強くない。
ちなみに唐辛子の粉末はカイエンペッパーという名称で売られていることもある。
全てがダマにならないように混ざったら、水を少量ずつ入れる。とろみが少ないと感じたら、途中で薄力粉を少し入れてもいい。水を全部入れてからでは薄力粉がダマになるから、水を入れる前か少量だけ入れたときに判断する。
あとは少し煮込めば完成だ。好みで塩や黒コショウで味を加減してもいい。
材料
- 玉ねぎ:1個
- トマト:1個
- 鶏肉:食べたい分
- しょうが:適当
- にんにく:適当
- 塩:お好み
- コショウ:お好み
- 水:お好み(2カップ弱くらい)
- 薄力粉:お好み
- ターメリック:大さじ1
- コリアンダー:大さじ1
- クミン:大さじ1
- コンソメ顆粒:大さじ1
- 唐辛子の粉末:ひとつまみほど。お好みで。後入れでも可。